飯田橋四丁目の炉端のお店で日本酒ぐいぐい。
美味しい料理が出てくると、なぜか会話も楽しく膨らんでいくような気がします。でも、料理がイマイチですと、その料理の批評から始まって、盛り付けがウンヌン、お皿はどうだ、さらにはお店のコンセプトがいけないんじゃない、スタッフのサービスもいかがなんだろう。別にあら探ししなくても、楽しい会話が、お店の評論会になってしまいます。
しかもお会計がそれなりだと。「無理しては来ないよね」となります。今夜のご馳走はどうでしょう。千代田区飯田橋四丁目にある『ろばたの炉』。路地に面して、そのお店の広い間口に引き込まれるように入りました。引き戸を開けると土間。焼き物の香ばしさがそそります。
やはり炉端を囲む席が風情があっていいのでは。お通しの盛り付けに白子ポン酢が添えられていました。香り、お店の雰囲気、そしてお通しと、すでにこの時点で五感に気持ちいい、美味しさ満足への連鎖反応がおこります。
お品書きが飯田橋の海遊山楽「ゆう」と似ているな、と思ったらそのはず。グループ系列店でした。なるほど、料理はちゃんと仕事をしているなと想像できるものばかり。素材にもこだわりがあるようで、どれもが満足。くわえて日本酒も豊富で、ついつい飲み比べてしまいます。

会話を邪魔しない、普通に美味しい料理。むしろ会話が弾む料理を出してくれるお店でした。なんだかちょっとした幸せを見つけたような深い満足感が満ちてくる飯田橋の『ろばたの炉』でした。ご馳走様でした。
■DATA:09年11月19日
■千代田区飯田橋4-2-6『ろばたの炉』飯田橋店
■www.kojimura.com/tenpo/t04_robata.html
■TEXT&PHOTO:渡部(有限会社ベプロ)
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