そうとも知らずに入った有名なお蕎麦屋さん。
ふらりと立ち寄った、一見すると風情あるお蕎麦屋さんの印象。暖簾をくぐり入ると、店内の基調は白と黒・正しくは光と影をインテリアに取り入れた、落ち着きあるイメージで、外見の老舗風とはひと味違う和モダンテイスト。とても馴染める空気に満ちています。漆黒色の椅子に座り見渡すと、お座敷もあるようです。ここは、東京メトロ九段下駅から徒歩五分ほどにある、千代田区神田神保町三丁目の『九段 一茶庵』。お邪魔しました。▼下の写真はクリックすると拡大します
知らないということは恐ろしいことです。こちらのお店、随分と由緒正しい、いわゆる名店のようでした。露知らずにいました。先代のご主人は、著名な文士や北大路魯山人との交流から、そば打ちの技術だけでなく、素材や道具の選定、器造りなどに傾倒し、そばを包括的に芸術の域にまで高めた方のようです(一茶庵のホームページより)。

お品書きには、普段のお料理の他に、季節そばが特別に用意されています。季節三色盛りそば、北海道の炙り鰊そば、広田牡蠣天ぷらそば。天ぷらそばがいただきたいのですが。筆者は牡蠣が苦手なので、才巻海老と季節の野菜の天ぷら盛り合わせをいただきました。お値段が少々高いのですが、今日はまだまだお正月気分ですから。
少しばかりの濃いめの汁に、太めのコシのある蕎麦との相性が絶妙。蕎麦の香りも秀逸で、せいろにすれば、なお一層、香りの豊かさを味わえたかもしれません。季節の風味をいかした五色盛りそばが有名だということで。次は桜の季節にお伺いしたいと思いました。
■DATA:10年01月06日
■千代田区神田神保町3-6-6『九段 一茶庵』本店
■www.kudanissaan.com
■TEXT&PHOTO:渡部(有限会社ベプロ)
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